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帯状疱疹


 

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ご質問・ご意見

その本体は「みずぼうそう」と同じウィルスで、水痘・帯状疱疹ウィルスといいます
このウィルスに初めて感染したときはみずぼうそうになりますが、その際、神経節に
残ってさまざまな誘引で、再び、皮膚に出ると帯状疱疹になります

 帯状疱疹の誘引

  体の免疫力が低下した状態でおきます

   たとえば過労・外傷・手術・放射線療法中
       アレルギー性疾患・ガン・糖尿病・膠原病・エイズなど

 

 症状

  一般に体の片側に神経に沿った痛みから始まり(神経痛と間違える)、
  痛みが数日〜1週間くらい続いたあと、皮膚が赤くなり、水疱が現れます

  このときに神経痛に張ったシップのためかぶれたと思う人も多いので注意です

   帯状疱疹後神経痛・・・皮膚の状態が治っても神経痛が残ること

   この状態は年齢が高くなるほど起こりやすくなります。
   高齢者ほど早くに治療が必要で、早くから適切な治療を開始すれば
   それだけ神経痛を残しません

 治療

        内服療法:坑ウィルス材の内服

バルトレックス 6錠/日で内服
            (ゾビラックス400mg 10錠/日で内服)


   
   点滴療法:坑ウィルス剤の点滴

         ゾビラックス点滴液 1日3回8時間後との点滴

      高齢者は帯状疱疹後神経痛が出ることが多く点滴療法による
       速やかな治療が必要となる
       ただし、入院療法になります

      内服療法(補助的):鎮痛剤の内服

神経ブロック療法:麻酔科にて施行(帯状疱疹後神経痛に有効)

帯状疱疹にとって一番大切なのはできるだけ早く治療を開始することです
疑わしい病気があればすぐ来院してください

 
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最終更新日 : 2002/05/24